私の両親は、悲しいことに、
障碍のある方に偏見を持つ人間です。
ゆぅが生後8ヶ月くらいの頃、
まだ腰が座ってなくて、ひとりで座れなかったゆぅに、
「知恵おくれの子やと思われるぞ」
と言ったことも…。
(ゆぅは体も大きく、顔つきもしっかりしていて、
この頃にはいつも1歳台後半か2歳くらいに
間違えられていたことも関係してますが)
首座りが遅かったことも、
腰の座りが遅かったことも、
はいはいをし出すのが遅かったことも、
ひとりでたっち出来るようになるのが遅かったことも、
あんよが遅かったことも、
言葉がなかなか出ないことも、
歯が生え始めたのだけはかなり早かったことも、
「なんか、おかしいんちゃう?」
眉間にシワ寄せて、そればっかり言ってました。
(そして、私の育て方が悪いからだとも)
おかしいおかしいと言いまくったわりには、
発達の遅さを病院で診てもらっていることに
かなり不快感を示してたのは両親だし、
自閉症スペクトラム障害の診断が下りたことを、
いちばん受け入れられてないのも、両親です。
「普通に見えるのになぁ~」
「どこもおかしくなんかないと思うんやけどな~」
「こっちの言うこともわかってるし、
賢い子やと思うんやけどな~」
↑
このセリフの連発です
いちばん、孫の成長を「おかしい」呼ばわりした人が、
いちばん現実を受け入れられない、
皮肉な事実。
まあ、ゆぅを可愛がってることには変わりないから、
まだいいんですけどね。
この先も、ゆぅが障碍があるからといって、
ゆぅを差別したりするようなことがなければいいんだけど。
そして、障碍に対する偏見が払拭されれば、
もっといいんだけどな。
人間誰だって、今は健常だったとしても、
事故や病気でいつ障碍を負うかもわからないんだから。
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