ゆぅの幼稚園バスの送迎場所は、
重機リースの会社の前です。
はたらくくるま大好きなゆぅは、バスを待っている間、
いつもこの会社の敷地内の重機を、
じーっと眺めています


今日、ゆぃといつものようにお迎えに行き、
バスを待っていると、
リースの会社の作業服を着た男性が、
「こんにちは〜」と言いながら出て来られました。

その男性、
「いつも朝、お子さんが中の重機を見てはりますよね？
　こういうの好きなんかな〜思って、
　よかったらこれあげよう思って待ってたんですよ」
と言って、働く車の写真がたくさん載っている、
重機会社のカレンダーを渡して下さったのです


そして、
「もう1年ぐらい、毎朝いてはるでしょう。
　お嬢ちゃん、最初の頃はバギー乗ってはりましたよね？
　大きくなったねぇ〜」
って…。


見知らぬ人からも愛情をいただいて、育っていける。
なんて素晴らしい、幸せなことなのだろう
ゆぅも、ゆぃも、生きにくさは抱えているけれど、
たくさんの人の温かさに触れて、
きっとまっすぐに育っていってくれると、信じたいです。
（まずは母がしっかりしろって話ですが…）


もちろん男性にはしっかり感謝を伝え（ゆぃもありがとうを言えたよ）、
ゆぅにはことの経緯を話してカレンダーを渡しました。
ゆぅは、目をキラキラさせてカレンダーを受け取り、
家に帰るなり広げて隅々までじっくり眺めたあと、
大事そうに、ゆぃの手の届かない棚にしまってました。
くしゃくしゃにされたら困るもんね


とっても嬉しい、幸せな一日でした

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