今回は、ゆぅの妹・ゆぃのお話です。
ゆぃは現在、1歳8カ月。
3歳過ぎまで発語のなかったゆぅと違い、
言葉は結構たくさん出ていて、ときに2語文らしきものもあります。
踊ることが大好きで、
「わーお」や「あいうえおにぎり」「かいじゅうオッス」
「ドンスカパンパンおうえんだん」「ぐるぐるどっかーん」
「でんでらりゅうば」「こちょこちょむしのこちょたろう」
…などなど、レパートリーもたくさんあります。
感覚過敏のあったゆぅと違って、
手づかみ食べもどんどんするし、砂遊びも全然平気
模倣が下手だったゆぅに対して、
こちらが何も教えなくても、バイバイやタッチや
電話のおもちゃを持って「もしもし」など、いろんなことを真似します。

これが、健常な子の育ち方なのかぁ~

なんて、私たち夫婦は新鮮な気持ちで、
娘の成長を嬉しく眺めておりました。
…が、やはり、だんだん気になるところが。
家具の隙間に、おもちゃを延々落とし込み続ける。
やめさせようとしても、絶対やめない。
おもちゃを隠してしまうと、タンスからゆぅの靴下やパンツを出してきて、
それを延々落とし込む。
絵本などを見せて、「ワンワンはどーれだ

」とかやっても、
答えられたことが一度もない。
というか、その質問の意味もわかってないような気が…
1歳6ヶ月検診で、心理の先生に相談したところ、
「不安を煽るようで申し訳ないけど、やっぱり何もないとはとても言えない」
と言われてしまいました。
いや、覚悟は出来ていたのでいいんですけど。
そういうわけで、保健所の方から、
市がやっている、発達の遅れが気になる子の親子教室を紹介され、
今日初めて参加してきました。
台風が来てる中の参加で、正直とてもキツかったですが
全員で何人のメンバーがいるかはわからないのですが、
今日参加していた中では、ゆぃがいちばん年下で、
参加者唯一の1歳児、しかも紅一点でした。
ゆぃは初めての場所でも、対して警戒感も見せず、
すぐにおもちゃがたくさん用意された部屋に突進していきました
スタッフの方が、一緒に遊ぼうと誘ってくれるのですが、
1歳6カ月検診でも言われたとおり、
“コミュニケーションになってない・一方的な関わり”
というのが、顕著に表れているな…と見ていて感じました。
ボール遊びをしていて、スタッフさんが
「ゆぃちゃん、ボールコロコロしてちょうだい

」と
手を広げて待ってくれてても、
自分が投げたい方に投げてしまったり、
コロコロ転がすんじゃなくて「ちょーだい

」と言いながら手渡しに行ったり。
(ちょーだい、の使い方もおかしい…)
缶に大小の穴がいくつか開いていて、
いろんな大きさの棒やボタンを落として遊ぶおもちゃでは、
いちばん大きな穴に、とにかく全部のものを入れてしまう。
スタッフさんに、
「ゆぃちゃん、これこっちの穴にも入るんじゃない?」と言われても、
華麗にスルーして、結局ひとつの大きな穴に、
ボタンも棒もあるだけ全部、入れてしまいました。
見れば見るほど、ゆぃにも指示の通りにくさが目立つように思います。
家でもそうです。
言葉はたくさん出てるけど、理解力はないようにも思います。
少なくとも、言葉が1歳当時はゼロだったゆぅの方が、
理解力はずっとあったはず…。
ゆぅの療育では、きょうだいで療育通いのお友達も結構いますが、
やっぱりうちもそうなんだろうなぁ。
ゆぃが生まれる前、ゆぅの診断が下りたときから、
覚悟はしていたけど、
実際そうなると、これ以上大変になるのか…と正直ため息が
まだ、どうなるかはわからないけど、
とりあえずこの教室に通っている以上、
もし何かあっても療育にもつないでもらいやすいはずだし、
ゆぃに何かしらの発達障害があるにしてもないにしても、
今後の成長に期待して、秋までの教室に参加しようと思います。
しかし、もしゆぃも…だったとしたら、
双方の両親はさらに落ち込むだろうなぁ。
ゆぅに比べたら、ぱっと見なんの遅れも感じないから、
信じてもらえないかもしれないなー。
PR

↑ポチッとしていただけると励みになります(*^-^*)