お盆休みの前に、ゆぅはダンナとふたりで、
ダンナの実家に1泊で遊びに行きました
(ゆぃがイヤイヤ期でおとなしく長時間電車に乗ってられないため、
私とゆぃはお留守番です)
ダンナ実家にお泊まりの時恒例の銭湯で、
大きなお風呂を満喫したり、
天橋立に連れて行ってもらったり、
ゆぅはそれなりに楽しく過ごしてきたようなのですが…
ダンナは、もやもやした気持ちを抱えて帰ってきたようです
前にも書いたかもしれないけど、
ゆぅは義父母にとって、初めての男孫。
○○家の苗字を継ぐ子がやっと出来た
ってなことで、
待望の男の子であり、たいへん可愛がられてます。
それはありがたいんだけど、
まだゆぅが小さな頃から(今もまだ小さいんですが…)
「お前は○○家の長男なんやからな
しっかりしてくれよ
」
と、プレッシャーをかけられているのです。
(えと、うちのダンナ、次男なんですけど…)
そんなに待ち望んだ、初めての男孫。
その孫が自閉症だなんて、そう簡単に信じられないんでしょう。
それは、わからなくはないです。
でも、わかってる理解していると言いながら、
しっかりしろ、ちゃんとしろと言われ、
聴覚過敏でスーパーなどの駐車場や大きな展示物を怖がると、
「こんなもん、何も怖いことあらへん
」と言われ、
偏食を「親が神経質過ぎるからや」と言われ…
家に遊びに来た時も、幾度となく
「お前な、もう少し大きくなったら、
ひとりでおじいちゃんとこ泊まりに来い。
その根性叩き直したるわ」と言われてて。
いえ、叩き直されなきゃいけないような根性してませんけど
その都度、ダンナがいろいろ説明してたらしいんですが。
病院でもらってきた、自閉症スペクトラムの簡単な冊子なども
読んでおいてと渡していたんですが。
ついに、この時の帰省で言われたらしいです。
「だいたい、お前らはすぐに障害、障害言うけどな
どう見ても、こいつはまともやないか
こんだけしゃべれてるんやし、何も問題あらへん。
お前らが気にしすぎなだけや
」
「幼稚園で座ってられへんとか、教室入らんと走り回ってるとか、
そんなもんこの歳の子やったらみんなそんなもんや
おかしいおかしい言い回るから、障害やとか言われるねん
」
…幼稚園で、年少さんの中でのゆぅを見てれば、一目瞭然なんです。
一見しゃべれているようでも、
これだけ発音も不明瞭で、会話も噛み合わず、
言葉によるコミュニケーションが厳しい子は、ゆぅ以外にいません。
療育で同じグループの子たちの中でも、
ゆぅの言葉は、いちばんたどたどしくて伝わらないんです。
そして、みんなが教室に入っていても、
お構いなしにいつまでも園庭を走り回っているのは、
ゆぅや同じ発達障害の子たちだけなんです。
お義父さん、それが現実なんですよ。
もともと、ゆぅの障害を疑ったのは、親の私たちじゃない。
健診でひっかかり、ベテラン小児科医も違和感を持って、
必死に動いて下さった結果なんですよ。
おかげで、早くから療育も受けられるようになったんですよ
義母は、ゆぅとの会話が噛み合わないことに気づいているそう。
ダンナの話に「ああ、確かにそうやなぁ」と、
納得してくれた上で、変わらず可愛がってくれています
でも、義父は認めたくないみたい
いや、本当は気づいているはず。
全然会話が成り立ってないことに…。
だけど、その現実から目を背けてるんだろう。
別にね、理解してもらわなくてもいいんですよ
無理にゆぅの出来ないこと、苦手なことを、
矯正しよう、特訓させようとさえしないでくれれば。
そして、出来ないことの多いゆぅを責めないでいてくれれば。
ただ、それがだんだん難しくなってきました。
年齢相応には出来ないゆぅに、
義父がイライラしてきてるので…
来月、敬老参観があります。
これに来てもらって、集団の中でのゆぅの姿を見て欲しい。
これが、ゆぅの現実の姿なんです、って。
でも…逆に、情けなさがより際立って、
焦ってあれこれ教え込んだり、躾けたりしなければと
火が点いてしまうかもしれない…。
ダンナとも話し合っていますが、難しいです。
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